美大までの足跡

「そうだ、美大へ行こう!」中学3年のときに思い立ち、美大を受験するまでの絵画塾(美術予備校)体験談です。

初日。思い知るレベルの違い。自分の実力。

実力を見せつけてやる!!

 

と行った意気込みは…

すぐに蹴落とされました。

 

ちなみに、そもそも私の実力ですが…
出来ない人よりはマシ。出来る人から見たら全然というレベルでした。
いや、性格上丁寧にというのがかなり苦手だったので、見栄えがひどいことなんて多々あり。
全く出来ない人よりは出来ましたが、上手いと言われたことは中学卒業時まではありませんでした。

うん。人はこれを「下手」というのかもしれない。
それでも、実力を見せるって、どれだけ自信過剰だったのだろう。

 

しかも、入塾前から物作りは好きでしたが、絵を描いたりデッサンは苦手でした。

もう美大を目指す人間として、基礎ができないなんて致命的。
それでも目指したのですから、強者なのかもしれません。

 

 

さて、自信満々で絵画塾初日を迎え、デッサンを描き、6時間中たった3時間で完成(だと思ってた)
その時思ったことは(私って上手い?)でした。

あんなにうまい絵がずらっと並んでいたのにも関わらず。
今思えばただのバカです。

 

 

そんなことを思いながら書いていたので、巡回してる先生に
「落ち着いて」と言われましたが、意味が分かりませんでした。
だって、私はいたって落ち着いていましたから。

 


そして、その日の講評で言われたこと。今でも忘れません。

当然最初に名前を呼ばれることも無く、さすがに上手い訳ではないことを察していたところ。私の名前が呼ばれる。
私の絵を見るなり大爆笑。

その日、私が言われたのは「野獣派」でした。

それから2年間。ことあるごとにその話題は出て来ました。

 

今となっては笑い話と言いますか。
あのときの先生の言ってた意味、今なら分かるなー(三ーuー)

 

まあ、当時は分かんなくって、結構ショックだったんですけどね。
まぁ、分からない、理解できない。
というのが用はそういうことなんです。

ということで次回。自分でチェックできる。
私の思う自分のえの上手い下手。
そして。私の絵の何がいけなかったのか。

書いていきたいと思います。