美大までの足跡

「そうだ、美大へ行こう!」中学3年のときに思い立ち、美大を受験するまでの絵画塾(美術予備校)体験談です。

夢を追い続けるのは難しい。

なかなかデッサン撮る時間がないので、だんだん心理的なことばかり書くようになって、ちょっと参考にならないかもしれませんね。

 

申し訳ない。

 

だけど最近、寂しいというか虚しいというか。

ちょっと募った思いを聞いてください。

 

 

歳をとるっていうのは、現実が見えるってことだと思うんです。

 

歳をとるにつれて、どんどん選択が迫ってきます。

 

就職、仕事、結婚、出産

 

それらは全て大きな決断で、学校にいた頃よりも時間に追われることになります。

仕事してたら定時で帰れる仕事ばかりじゃありません。

特にデザインの仕事についたらそうです。

締切日までに間に合わせなきゃいけません。

 

好きでやりがいがあればそれでいいかもしれませんが。

仕事と別に趣味ややりたい事があったら?

 

結婚や出産だって慣れない事があって、それに慣れていくので大変。

 

だけどそういうことになれるとだんだんやりがいが出て来るかもしれません。

そしてそれがうまくいけば幸せな生活っていうものなんでしょうね。

 

だから、自分がかつてやりたかったことは、生活の中で消えていくんだろうな…と思うんです。

 

それが普通で、それが正解なんです。きっと。

 

 

それが理解できてても…私は自分の夢を追うことを諦められません。

叶わないとわかっていても、これだけは捨てるわけにはいきません

 

でもそれはそれで、辛いものはあります。

周りは現実を見て、大事な人を見つけ、幸せな生活を送っているんです。

自分だけが、いつまでも子供の頃に見た夢を諦めきれないで、叶わないとわかっていても追っているんです。

 

一緒に趣味で活動していた人たちの中にも、いつの間にか筆を置いている人がいました。

それがすごく寂しいけれど、きっと真っ当なんです。

 

 

だから、夢を追いかけている人に今回お伝えしたいです。

 

夢を追う時に辛いのは、夢が叶わないことだけが辛いことじゃないです。

孤独だと特にそう感じます。