美大までの足跡

「そうだ、美大へ行こう!」中学3年のときに思い立ち、美大を受験するまでの絵画塾(美術予備校)体験談です。

アイディアの神様より時間を優先

 さて、受験デザインのお話。

 

塾では8時間でアイディア出しから完成までやらなければいけないんです。

 

学校の図工とか美術って結構半年くらいかけて作りますよね?

だからアイディア出し放題なんですよ。

 

それを8時間…受験ではそれ以下です。

そのうち1時間でアイディア出さないと間に合わない。

 

いくらアイディア出すのが好きとはいえ、一日以上はアイディア出すのに使ってた時間が、突然一時間出考えなければいけない。

 

しかも結構アイディア出しにくい課題が多い。

 

…そう簡単にはアイディアの神様は出て来ません。

 

 最初の頃は、間に合わないなんてことも多々ありました。

しかも結局神様折りてこなくて、いいアイディアが出てこない。

 

ある日私は思いました。

 

「時間がないのなら、無難なアイディアで丁寧にやろう」

 

と。 

 

いいアイディアを出すより、時間内に書き上げることが大事だ!!

と思い至った訳です。

それに慣れすぎて、これ以前のいいアイディアは最近出なくなってしまった感じが無くもない。

 

まぁ、そうはいっても絵の具で丁寧に書くスキルなんか無かったのであんまり意味なかったんですけどね。

 

 

まぁ、結局無難なアイディアにしようが、突飛なアイディアにしようが、

スキルが度もなわなかったのでどっちがどうって訳ではないんですけどね。

 

 

ということで、デザインに関して私が言えることは無いんです!実は!!!

デザインか出身なのに!!!

 

大変申し訳ない。orz

 

ただ、これからデザイン科に進む人たちにアドバイスは出来ます。

 

受験では…っていうか世間に出てもおなじですね。

考える時間はあんまりありません。

1時間です。

 

その間にいくつアイディアが出せるか。

そして正確に奇麗にできるか、という能力が求められます。

 

そんな短時間で神様が降りてくるのは稀です。

出てこない物は仕方が無いので、出した中で一番いいのを選んで、後は如何に完成度の高い物を作り上げるか。

そこが大事なのかなと思います。