その思い込みが、実力アップを妨げてます!!
物事には。刷り込まれた「思い込み」があります。
その思い込みが美術においては上達を妨げています。
なぜならその思い込みを、そのまま色にしてしまいますからです。
どういうことか。
例題を出しましょう
水・葉・リンゴ・鉄
さあ、これらを思い浮かべた時、あなたは何色を思い浮かべましたか?
もしかして…こうじゃありませんか?
水=水色
葉=緑
リンゴ=赤
鉄=灰色
じゃないですか?
なるほど。
そのイメージが間違ってると否定はしません。
さてじゃあ、それを色彩画として描きましょうとなるとしましょう。
上の物がでてきたらどうしますか?
そのまま色を塗りませんか?
そう、これが上達を妨げる大きな原因となります。
なぜなら、この思い込みによって、目の前の物をしっかり見ないからです。
デッサンとは、目の前にある物を、そのまま描くことが重要です。
まぁ、ただ目の前にある物を素直に描けば良いのですが。
それが難しいのがデッサン。
じゃあどうするか、上のモチーフとはいったいなんなのか、認識を改めるべきです。
認識を改めるとこうなります。
水=透明中が透けて見え、反射する部分あり
葉=様々な色があったり、光が見える部分がある、一色ではない
リンゴ=黄色い色が日に当たって赤くなる、一色ではない
鉄=反射
です。
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細かすぎて分かりにくいかもしれませんが
基本的に一色の物などこの世に存在しません。
自然はもちろん機械的な物だってそうです。
一色で塗られていても、光りの直接当たってる部分と、影の部分では
画用紙に記入してしまえば、全く別の色を使います。
絵を描くときに重要なのは、この色はこれ、という固定概念や頑固さではなく。
目の前にある物を素直に受け入れ学ぶこと。
これが上達のコツです。