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美大までの足跡

「そうだ、美大へ行こう!」中学3年のときに思い立ち、美大を受験するまでの絵画塾(美術予備校)体験談です。

【行くべき】美大に行く意味は?②【行かぬべき】

前回の続きから。

 

さて専門職希望ではない下手な人のお話しから

 

(なんか変な始まりでもうしわけない。)

 

本気で美術を学びたいと思ってる訳ではないのなら、一度立ち止まった方が良いです。

 

才能が見つかれば、きっかけが見つかれば、伸びることもあります。

そういう人たちも沢山見て来ました。

なので、下手だからやめろなんてことは言いません。

ただ、上手くなるまで、才能が見つかるまで暗く長い道です。

その覚悟があるのであれば、止めないです。

 

一番やめておいた方がいい人

 

「た だ 漠 然 と 絵 が 好 き な 人」

 

この人は正直美大をお勧めしません。

実力も上手い人に比べたらなく、下手な人よりは上手い。

絵が好きで、絵を描いていたい。将来の目標なんて無い

 

でもノートに各落書きは好き=美術好き。

勉強しないで絵だけ書いていたい。

 

って人。考え直した方が良いです。

 

確かに勉強より技術が物を言う世界です。

丸の数が少ない=評価されない世界ではありません。

 

点数評価の代わりに待ち受けているのは、競争と比較社会です。

まるで評価されない代わりに、他人の物差しで隣の作品と比べ合う世界です。

 

デザインの場合、例えば広告のオファーが来たとしましょう。

当然枠は一つです。

でも10名の方が広告デザインをしたいと立候補しました。

 

どうしますか?

 

もちろん作ってプレゼンして、周りの人たちが話し合って優劣を付けて決めます。

そうなると、自分たちが選ばれるために全力を出すはずです。

 

そういう世界なので、皆良い作品を作ろうと頑張る訳です。

 

さぁ、その世界で好きな絵が描ければ良いって気持ちでやれますか?

好きでやるならアマチュアで良いんですよ。

わざわざ大学までくることは無いんです。

 

そうすると、中には反論する方もいらっしゃるかもしれません。

「イラストなら主婦で成功する人もいるじゃん」

 

と。

 

でもその人たち、皆が皆美大でてないですよね?

個展開くような人でもみんなそうじゃないですよね?

 

そういうことです。

 

結局美大いくことに一番大事なこと

就職先が専門性が必要な人はともかく

正直、上手くなりたいだけ、好きなだけな人には私はお勧めしません。

 

もともと上手い人は独学で伸びます。

 

ただし、就職先以外でも、行ってみる価値がある人はいます。

 

「この大学に行きたい」という強い思い

「ここでこれがしたい」「これが学びたい」「ここをのばしたい」

そういう意思が大事になります。

 

上手かろうがへただろうが、強い意志があれば、それは行ってみるのも悪くないです。

 

美大に行くのに必要なのは「上手い」「下手」ではありません(もちろん試験はあるので、そのレベルの実力は必要ですが

 

 

美大へ行くという選択肢を選ぼうとするとき、

一度自分に質問してみてください。

 

「なぜ美大に行きたいのか。」

 

「やりたい未来のため」

「学びたいことのため」

「伸ばしたい技術のため」

 

何か目標があってのことなら意味はあるのではないかと私は思います