なんだかんだ言って、結局好きなんです。
入る前はあんなに希望に満ちあふれていたこの世界。
夢いっぱいだったあの頃。
やりたいことをやりたくて、その道を進むために入ったのに
絵画塾入ってからは、辛いことの方が多かったです。
入塾初日から絶望し。
画力は伸びず、先生にも匙を投げられ。
何をどうしていいのかも分からない。
自分は向いてないんだ。諦めた方がいいんだ
そう何回も思いました。
でも理由はともあれ、3年間続けて、美大まで行き。
悩みつつも合計7年を美術とふれあって来ました。
楽しそうなんて言う事前概念は奇麗さっぱり無くなって、8割くらい辛いことばかりでしたが。
それでも続けることが出来ました。
それは、勉強もできない自分にはこれしか無い、これ以外には何も持ってない。
そういう思いもありましたが。
なにより、結局美術が好きだったんだと思います。
そうでなければ、続けられる訳がありません。
だから辛いことが合っても続けてよかったと、今では思います。
もしかしたら、美術を続けている方で、辛すぎて挫折しそうな人がいるかもしれません。
頑張れとも、諦めるなとも言うつもりはありません。
続けたところで未来が明るいとも限りませんので。
でも、もし本当に美術が好きなのであれば、これからも続けて行けます。
石の上にも3年と言いますが、それと同じです。
続けていれば、身に付く物もあります。
焦らず、じっくり。今は目の前の物と向かい合ってください。
まずはそれだけ集中すれば大丈夫です。