贔屓目と他人目、作品に対しての見え方
- 鏡で自分の姿を見た時と、写真を撮った時では見え方違ったりしませんか?
写真が裏悪くって…
鏡で見たときの方がよく見える
そんな人もいるのではないでしょうか?
美術においての贔屓目、他人目とはようはそういうことです。
鏡が自分で作品を見たときの評価
写真が他人が自分の絵をみた時の評価
になるわけです。
で、鏡で見る場合。
「私はかわいい」とか「自分はイケメン」とか思うと、少しマシに見えたり見えませんか?
もちろん皆が皆そうという訳ではないのですが、
みているようでみていないのか、思い込んでしまっているのか。
それがいいとか悪いという話ではなく、そういうところは人間なので少なからず誰にでもあるということです。
で、今大事なのは自分がどう見えるかとかそういう話ではなく、自分が作った作品の見え方の話です。
で、自分の作った作品というのは「鏡」に当てはまる訳です。
つまり少なからずの自画自賛が入ってるはずです。
だから、自分の絵が何が行けないのか分からない。
結果この記事の用になる訳です
つまり前に描きましたこの記事で
画力が伸びる伸びない、自分の絵を見てどう思う?
というチェック方法はこの「自画自賛」になるからということなんです。
で、自画自賛すると何がまずいかというと、目の前にあるモチーフをみないで、自分の絵も完璧と思い込んでしまっているため、何が違うのか理解が出来なくなってしまうのです。
というのが贔屓目です
で、他人目
これは写真ですね。真実を写すと書く訳ですからこれが他人からみた自分な訳です。
ようは客観的に自分をみることが出来る訳です。
で、客観的に見えるということは、問題点やモチーフと絵の違いがよく見える訳です。
そうなると、ここがどうとかあそこはいけないとかいいたいように言える訳です
で、そういわれた本人が納得ができれば、少し自画自賛が解ける訳です。
ただ、この客観的にみてる他人が、自画自賛しないかと言えばそんなことはありません。
他人にはああだこうだ言えても、いざ自分がやるとなると難しいとか言うことはあります。
先生だってそうです。
「他人の絵なら言いたいこといくらでも言えるのに、自分はできいないもんなー」
といいながら講評したこともありました。
鏡だってみたことが無い人はいないでしょう?
自画自賛しない人はいないです。
だから、講評のときはすごい難しいことも言われるし、それを実行するのが難しいのもあります。
なのでいい絵を作るために大事なのは、まず自画自賛しないために客観的な目を持つこと。
デッサンの場合は離れてみると、客観的にみれます。
で、先生もしくは友達と絵を見合いっこして指摘してもらうこと。