美大までの足跡

「そうだ、美大へ行こう!」中学3年のときに思い立ち、美大を受験するまでの絵画塾(美術予備校)体験談です。

上手くなるコツ。それはガン見。

さて、目の前の物を精確に描く一番基本的なコツがあります。

 

それは何でしょうか。

 

タイトルにありますね。

 

そう

 

 

ガン見です

 

 

まあ、簡単に説明しましょう。

 

ピアノが出来る人はピアノを。

PCでタイプが早い人はPCを思い浮かべてください。

 

 

実際に弾くなり打つなりしていただいて結構です。

 

はい。では質問します。

 

 

あなたはそれをする時。

 

今、何を見ていましたか?

 

 

 

ピアノがうまい人は「楽譜」

タイピングが早い人は「画面」

 

と答えたはずです。

 

そういうことです。

上手ければ上手い人ほど、道具ではなく完成品を見ているはずです。

 

 

デッサンも一緒。

上手ければ上手いほど、「画用紙」ではなく「モチーフ」を見る訳です。

 

そう「楽譜」「画面」のカテゴリに「モチーフ」が入るだけなのです。

 

え?でもモチーフ見てたら画用紙に描けないじゃん

と思った方。

「PC」のとき、どうしてましたっけ?

 

そういうことです。

 

 

もうちょっと丁寧に説明すると、

画用紙を見ていけないとは言ってません。

それ見ないとかけませんからね。

 

ただ、PCのタイピングだって、全く見てない訳ではないはずです。

キーボード、目に入ってますよね?

 

で、大体の位置を覚えた上で、画面を見つつちらっとキーボード確認はしますよね?

 

その工程が、そっくりそのままモチーフと画用紙に当てはまるだけです!

 

つまり画用紙もモチーフも目に入る位置になるように少し離れて見ながら描くとか、

見比べやすいように位置を取って、しょっちゅう目だけ動かしなが描くとか。

 

そういうことです。

 

とはいえ、最初はやっぱりそんなこと言われたって出来ない訳です。

無理しなくても大丈夫です、少しずつ練習して行きましょう。

 

ただ、出来ないからといって、手元ばっかり見るのはアウトです。

そうすると…気がついたときには形などが狂っていて…

 

 

大 変 な こ と に な り ま す よ …