美大までの足跡

「そうだ、美大へ行こう!」中学3年のときに思い立ち、美大を受験するまでの絵画塾(美術予備校)体験談です。

美術大学に行きたい!!

 

それは、中学3年、美術の時間。

突然、私は思いました。

 

「そうだ、美大へ行こう!!」

 

ただの思いつきでしたが、この思いつきが大学まで進路決定となりました。

 

なぜ突然こんなことを思ったのか、私もはっきりとは覚えていません。

何せこの日まで、美術の先生が「絵画を教えてる塾があって~」とか言う話をしていても興味が無かったのですから。

 

でも、上手い下手はともかく。

デッサンは苦手で、丁寧にできる人間ではありませんでしたが、それでも物を作ったり、アイディアを考えたりするのは大好きだったんです。

 

もしかしたら、自分の頭の悪さを自覚して、それよりも好きな美術にふれあえる学校の方がいいかもしれないと思ったのかもしれません。

 

そんなこんなで、帰宅後、母に反対されるのを覚悟の上で、その話をしたところ、二つ返事でOKをもらい

高校入学後、美大への道を進んでいくことを決意しました。

 

本当は美術学科のある中学に進学することも考えたのですが、

如何せん。決意した当時はもう中学三年生の夏。

絵の練習なんか愚か。今更進路変更もできるはずもなく、

高校は普通科、高校入学と同時に画塾に入ることになりました。

 

この頃は、一日中美術にふれあえるなんて、なんてすばらしいところなんだ!

と、本気で思っていました。

 

しかし、美大とは、画塾とは、

そんなに甘い物ではありませんでした。